『シン・ゴジラ』の庵野秀明監督がまさかの可愛さ!妻、安野モヨコが『監督不行届』で描くダブル・アンノの夫婦生活

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本日、7月29日(金)公開の映画『シン・ゴジラ』。監督・脚本を担当したのは安野モヨコの夫・庵野秀明。
じつは今から11年前、ふたりの不思議な結婚生活を描いたコミックエッセイ『監督不行届』が刊行!
なかなか世間では気難しいイメージの庵野監督が、アニソンを歌って踊ってオタク全開!な様子が描かれた今作は、かなりの衝撃作。今回、マンガのレビューサイト「マンガHONZ」にて人気レビュアーのウエハラさんが映画公開日に合わせて『監督不行届』のレビューを公開!
安野モヨコ公式サイトでもご紹介します!

 

ポケモンGOのやりすぎで、首とiPhone支える左手の小指が痛い今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしですか?マンガのレビュアーのウエハラと申します。普段はマンガHONZというサイトでいろいろなマンガのレビューを書いておりますが、縁あってこちらでも書かせて頂くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、突然ですが……

「もしかして結婚って、そんなに良いものじゃないのかもしれない……」

結婚相談所に入会してかなりの頻度でお見合いしていた時、毎日のようにこう思っていました。初めて会う人とお互い探り探り会話をしていくのですから、疲れて当然っちゃ当然なんですが、婚活って本当に消耗するものです。

追い打ちをかけるように、友人から「実はいま、離婚調停中でさ~」というような悩み相談も増えて来ます。そんな日々を過ごしていると、だんだん「あ、あれ…?あんなに美味しそうに見えた結婚という果実、そうでもないかも?」と思うようになってしまうのです。

そんな「もう結婚なんかしなくてもいいか…」なんて婚活に挫けそうになる時、栄養剤として最適なマンガがあります。それを読みますと、

うわぁ!
やっぱり!!
マジ結婚したい!!!

と、身悶えるほどの活力が湧いてくるのです!

そう!そんな活力源こそ、安野モヨコ先生自らが、夫である庵野秀明監督との結婚生活を綴ったコミックエッセイ、「監督不行届」なのです!

いいですか?
夫が、あの『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明監督ですよ?
夫が、あの『シン・ゴジラ』で監督のみならず脚本から編集までをも手掛ける庵野秀明監督ですよ?

本日公開の『シン・ゴジラ』は、現代日本にゴジラという巨大な「災害」が襲って来た時に、我が国はどのように対処するのか。それが非常に精巧に、緻密に描かれた骨太の作品でした。端々まで染み渡る庵野節に痺れまくる名作といえます!

こんな重厚な作品を生み出した男、庵野秀明が夫って、何だかとっても大変そうじゃないですか!?
きっと、ちょっとでも気に入らない器が焼き上がったら地面に叩き付けて割ってしまう陶芸家のような、そんな凄く気難しい職人肌の夫に違いない!

と、思いきや………

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か、かわいい!!!

そう。安野モヨコ先生の目を通した庵野秀明監督は、めちゃくちゃ可愛いのです。

試着室から出てきてはウルトラマンのポーズを取り、

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ダイエットをしては体重の増減に一喜一憂する。

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そんな監督との結婚生活を全力で楽しんでる安野先生もまた可愛い!

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うわー、もう、このダブル・アンノ、めちゃくちゃ羨ましい!!

何が羨ましいって、おふたりの息ピッタリ感が超羨ましい!

お買い物に車で行ってはアニソンを2人で熱唱したり、

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カフェで仮面ライダーごっこして大爆笑したり、

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2人の結婚生活は、オタク要素満載で一見かなり特殊ではあるけども、息ピッタリ過ぎて超楽しそうなんです。

これ、完全に運命の相手と出会っちゃってるじゃないですか!

読めば読むほど、庵野監督が安野先生に完全に心を許していて、安野先生が心の底から庵野監督を愛している様子が伝わってくるのです。なのに、ストレートなノロケ作品になってはいなくて、「オタク」という生物の観察日記に愛情をふりかけて描かれているため、爆笑しながら読めちゃうのが凄い。
全ページ、全てのコマから、安野先生の旦那様への愛情が溢れ出ている本当に素敵な作品です。

さらに巻末には、逆に庵野監督ご自身がこの作品と奥さんについて語った素敵なインタビュー記事が掲載されています。こちらでは、庵野監督の奥様への愛情とリスペクトが吹き出しまくっております。

“嫁さんのマンガのすごいところは、マンガを現実からの避難場所にしていないとこなんですよ。(中略)嫁さんのマンガは、マンガを読んで現実に還る時に、読者の中にエネルギーが残るようなマンガなんですね。読んでくれた人が内側にこもるんじゃなくて、外側に出て行動したくなる、そういった力が湧いて来るマンガなんですよ。”(「監督不行届」巻末インタビューより)

あーーーーそうそうそうそうそうなんです!さすが旦那様!
実際「監督不行届」では、婚活に疲れきった私のような人間でも「こんな夫婦になりたい!頑張る!」ってパワーが湧いてきますもん!

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このように、この巻末インタビューでは、こんな庵野監督の愉快な実写(?)と共に、淡々と奥様への愛情が語られていまして、またもや身悶えんばかりの感覚に陥ることができます。何なのこの、ゼーレもビックリのラブレターの応酬は!人間と人間の間に本来あるはずのA.T.フィールドが、2人の間には無い!2人だけで人類補完計画しちゃってる!

って言ってもこの作品、実は10年以上前に描かれたもの。初版は2005年です。今はさすがにそんなにラブラブってことは無いんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

ところが!!

安野モヨコ先生の公式SNSでは、時々「ミニ監督不行届」がアップされまして、相変わらずのご様子が分かってホッコリするのです!

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続いてる……2人はずーっと、ラブラブしてる!!

ううう……

やっぱり結婚したーーーい!!

だって、相性ピッタリの人と結婚すると こんなにも楽しそうな日々が待っているんでしょ!?味わうこと無く死ぬなんてもったいない!
昨今の晩婚化のカンフル剤にもなり得る名作です。是非ご一読を!

■試し読みはこちら
監督不行届

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■関連リンク
「シン・ゴジラ」公開記念特集 安野モヨコ、庵野秀明を語る(コミックナタリー)
ウエハラさんのマンガレビューはこちらから

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