『シン・ゴジラ』の登場人物の元キャラ教えます!〜カヨコ・アン・パタースン編〜

2016-09-29 0.39.40
「『シン・ゴジラ』の登場人物の元キャラ教えます!」、第3回の今回は、米国国務省のエージェントで大統領特使のカヨコ・アン・パタースンです。

 

アメリカのパタースン上院議員の長女で、若くして米国国務省のエージェントとして働くKayoco Anne Patterson。家柄・容姿・能力すべてを持つ彼女は、なんと40代でアメリカ合衆国の大統領に就任するという野望まで胸に抱くパーフェクト・レディ!そして、おばあちゃんが日本人。
そんなカヨコ・アン・パタースンのファーストネーム、「カヨコ」は…

『ハッピーマニア』の主人公、重田加代子から名付けられました!
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とにかく彼氏が欲しくて仕方がないカヨコ。
01 1巻11ページ 彼氏ほしい

運命の恋人と甘い甘い恋愛をする事を夢見て、好みの男性に次々とアタックしていきます。
02 1巻91ページ 時枝君に告白

ところが、念願かなって恋人になったかのように見えても、だいたい様子がおかしくなってしまうのです。
03 1巻140ページ あたしも好き!

運命の恋人探しに奔走しているにも関わらず、どうにもこうにも幸せになれないカヨコ。時には、こんな結論に辿り着くことも……
04 2巻 131ページ あたしのことスキな男なんてキライ

家柄も良く、仕事の能力も高く、外国語もほぼ完璧(日本語の敬語が苦手らしい)に身に着けた超美人であるカヨコ・アン・パタースンと、庶民の出で仕事もまるでできない、語学などもってのほか、その上超ダメンズのシゲタ・カヨコ…2人には、何の共通点も無いように見えます。しかし!実はある共通した思想を持っているのです!

それはそのまんまズバリ、「ハッピーマニア」であること!!

シゲタの方のカヨコは、いつも好きな男に尽くして尽くして幸せになろうと走り続けます。思い描く幸せの形に向かって爆走する様子は、正に「ハッピーマニア」。

パタースンの方のカヨコは、アメリカの国益だけを追及せず「Win-Win」と言いながらおばあちゃんの国・日本に肩入れします。それはかなりリスクを伴う行動。彼女の完璧な経歴に傷がつき、40代でアメリカ大統領になるという野望にも届かなくなる可能性が生じるものでした。それでも彼女は矢口蘭堂のプランに賭けた…!アメリカと日本、自分のルーツである両国が幸せになる道を貪欲に追及する姿勢は、正に「ハッピーマニア」であると言えるのではないでしょうか。

シゲタ・カヨコのハッピーマニアっぷりは、「いや、それじゃあむしろ、アンハッピーマニアじゃん!」とツッコミを入れたくなるものばかり!一度読み出すと止まらなくなるシゲタ・カヨコの暴走っぷりを、ぜひコミックスでお確かめください。

そして、パタースンの方のカヨコと言えば、「ZARAはどこ?」というセリフ。えええ!?あのカーン合意の黒幕であるパタースン上院議員の娘さんが、ファストファッションをお求めに!?と、その金銭感覚に親近感を覚えた方も多いはず。

庵野監督は、女性キャラクターであるカヨコの人物像を作る際、奥さんの安野モヨコに細かい質問を沢山していたとのこと。そしてこのセリフは、安野の意見が採用されたのでした!シン・ゴジラのリピーターの皆さんは、「このセリフは奥さんである安野モヨコが…」と、少しニヤニヤしながら是非もう一度劇場でご覧ください!

ウエハラアズサ(@Uechiline

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