さくらん
あらすじ
江戸・吉原遊郭でひときわ異彩を放つ美貌の遊女、きよ葉。自由を奪われた世界で、きよ葉は誰にも頼らずただまっすぐに自分を信じ、そして吉原一の売れっ子花魁・日暮となる。そして、一人の青年と恋に落ちるが・・・。
試し読み(第1巻)
※下のカートボタンから作品を購入できます
電子書籍(オフィシャルサイト限定デザイン)
作品情報
- 作品名
- さくらん
- 連載時期
- 2001年〜2003年
- 掲載媒体
- イブニング
登場人物
きよ葉
吉原の遊郭、玉菊屋の遊女。幼少の頃に身売りさられ、禿となった。強気な性格だが、その個性と器量の良さが多くの人を魅了する。やがて吉原一の花魁、日暮となる。
惣次郎
商家・三松屋の息子。もとは三雲の客であったが、名代として相手をしたきよ葉と恋仲になる。
粧ひ
玉菊屋の花魁。幼いきよ葉の面倒を見て、花魁になる決心をさせる。後に材木問屋の若旦那に見請けされ、吉原を去った。
三雲
玉菊屋の看板遊女。粧ひが吉原を出た後、きよ葉の面倒を見る。後にきよ葉とは、玉菊屋の一、二を争う仲に。
文左衛門(ご隠居)
吉原に精通し、きよ葉に様々なことを教える。きよ葉の突き出しと相手となる。
楼主&女将
玉菊屋を仕切る夫婦。厳しい二人だが、きよ葉を見込んでおり、花魁への道を進める。
清次
きよ葉が身売りされた頃から玉菊屋にいる。心優しく、きよ葉を気遣う。