【スタッフより】コラボランジェリー制作秘話⑴
先日発売された『鼻下長紳士回顧録』。
早速手にとってくださった方々から、愛のこもった感想たくさんいただいております。
安野モヨコの新作を8年もの間待っていて下さり、本当にありがとうございます!
みなさんの感想、コメントをみながら、安野モヨコ、そしてスタッフ一同涙腺がゆるみっぱなしの日々を過ごしております。
それから安野モヨコデザインのランジェリー。
手にして頂いた方々からの喜びの声が続々届いております。
実はあのランジェリーデザイン。
他に2パターンあったのご存知でしたか?
このあたりの話はメルマガ限定でしか公開しておりませんでしたので、これからこちらでちょっとずつお話してきたいと思います。
鼻下長はパリの娼館を舞台にした作品です。
主人公のコレットやナナの他美しい女性たちは、ランジェリー姿での登場が多く、そのどれもが繊細でセクシーで、女性の私からみても“おぉぉお〜”と興奮するほど(笑)。
鼻下長にとってランジェリーはいわば制服、“正装“。
重要なキーアイテムですね。
ちなみにランジェリー以外の重要なアイテムである“ノート”は特装版のハードカバーの表紙になっていますし、“鍵”は特装版に挟み込まれている封筒に登場しています。
こういう意味で鼻下長は、見て、触って、実際に使いながら、作品の世界により深く入り込んで楽しめるようになっております。
さて、話をランジェリーに戻します。
鼻下長のランジェリーは作ろうと決めた当初は、漫画の中からデザインを拾おうと思っていました。
いわゆる漫画のグッズは大体こういう風に作るのが一般的なんですね。
安野さんに商品化を相談すると、なんとランジェリーのためだけに新たなイラストをかき下ろしてくれるというではありませんか!
美人画報をお読みになった方はご存知のことと思いますが、安野さんはランジェリー大好き、フェチです!
ランジェリー好きの安野さんが描きおろすデザイン画をもとに、ランジェリーを作る!!
なんという贅沢!!
興奮のあまり震えていたのを覚えています。
ちなみに安野さん、ランジェリー以外にはハンカチフェチでもあります。
(今、こちらも制作中です。楽しみに待っていてください!)
安野さんから頂いたデザイン画は全部で3枚。 大公開します〜〜!
どれもが美しくて、色やデザインは他ではあまりみたことがないものばかり。
20世紀初頭のパリの香りが感じられるクラシカルで甘美なデザインに、ため息がでました〜。
しかし、ここから私の苦悩がはじまりました。
続きはまた、次回♩
(スタッフ・葉子)
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