『シン・ゴジラ』の登場人物の元キャラ教えます!〜赤坂秀樹編〜
今回は前回の矢口蘭堂につづいて、赤坂補佐官の元キャラについて迫ります…。
「『シン・ゴジラ』の登場人物の元キャラ教えます!」、第2回の今回は、冷静沈着なスーパー内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹の元キャラをお教え致します。
「今は超法規的な処置として防衛出動を下すしか対応がありません。この国でそれが決められるのは、総理だけです」と、国のトップにズバリ言うことができるスーパー内閣総理大臣補佐官。補佐官なのに総理と行動を共にせずに横田基地に根回しに行ったことによって命を拾う強運をも併せ持っている上に、スーツとメガネが素敵すぎる政治家です。そんな赤坂秀樹の下の名前、「秀樹」は…
『ハッピーマニア』に登場する藤堂秀樹から名付けられました!
藤堂秀樹は、主人公・カヨコの10年来の親友・フクちゃんの婚約者。何と、反対側のホームに立っているフクちゃんと目が合った、それだけで恋に落ちてしまったドラマチックな男性です。
ところが、そんな運命的な出会いの直後に……何と秀樹が既婚者であることが発覚!
しかし、あれこれ清算して再び交際を始める秀樹と福ちゃん。幸せなゴールを迎えるかと思いきや…
今度は結婚式直後にまた大揉め!
悲しみに暮れた秀樹に、同じ会社の女性が同情と肉体を寄せます。
おや?そういえば!藤堂秀樹から名前を貰った赤坂秀樹が、立川災害対策本部予備施設の屋上で矢口に言っていたではありませんか。「日本には、国際社会からの同情と融資が必要だ」って。そう。あの時、確かに藤堂秀樹には、同情と女体という融資が必要でした。赤坂は、無意識に前世(?)の体験をなぞっていたのではないでしょうか!?
実際、赤坂は他にも前世(?)の体験を活かしたかのようなセリフを放っています。「スクラップアンドビルドで、この国は伸し上がって来た。今度も立ち直れる」。おおおお!男女関係で、驚くほどスクラップアンドビルドを繰り返して立ち直ってきた藤堂秀樹から名前を受け継いだ男が言うと、説得力がスゴい勢いで増すではありませんか!
藤堂秀樹とフクちゃんのスクラップアンドビルドは、実に凄まじいものがあります。壊して建てて壊して建ててを繰り返した ふたりが辿り着くのは一体どこなのか…是非『ハッピーマニア』でお確かめ下さい。そして藤堂秀樹の体験をインプットした上で、ゴジラによってスクラップされた日本を、赤坂秀樹ら残された政治家たちがどのようにビルドしていくのか、想像の翼を広げようではありませんか!
ウエハラアズサ(@Uechiline)
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